レンズの歪みテスト

Sunday, February 19, 2006
By keiji
Category: テスト撮影

432mm

36mm

DCR-6600PRO装着 24mm

24mm 左上コーナー

歪曲のテスト。432mmでは正方。36mmでもほぼ正方。
DCR-6600PROをつけた24mmでは微妙にひずみがあるが、結構正方である。ただし、各コーナーはややぼける。かつ、なぜか左上にケラレが出る。

実は最初にDCR-6600PROを購入後にすぐテストをした時、もっとひどいケラレが出ていた。レンズを買ったlensmateに問い合わせたところ基本的にカメラの問題だと言われた。(ちなみに責任転嫁ではなく説明込みの丁寧な返事であり非常に好感が持てた対応であった。)

ネットで調べたところ、他でも同じ問題を取り上げているところがあり、どうも機体の固有差であると考えられた。
つまり、CCDの位置やレンズ光軸が微妙にずれているため、ワイド端とDCR-6600PROの映像の範囲が微妙にずれるのである。今回の場合はどうもカメラ本体のレンズがやや左上を向いているため(もちろん非常に微妙にである。)ちょうど左上が切れるのである。(ちなみにアダプタのロックをはずして少し左上に浮かせるとケラレは消える。)

ということで、購入店にテストの写真を持っていって本体を交換してもらった。(初期不良扱い) ただし、これは賭けであった。良くなるか、同じか、悪くなるかの選択で、良いか同じで66%の確率...まあ高いほうと判断。
結果的にはケラレは出るもののかなり少ないので交換して正解。
S2ISのズームの構造上、これで良しとするとこにした。

この点、松下のFZ-30だと、フィルター類はレンズに直接つけるので、光軸がずれる心配はないのでフィルターとの相性・画質もいいと思われる。

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