私は、百科事典大好き人間です。
子供のころから、百科事典を読むのが大好きでした。
私が小さいころ、我が家には、2種類の百科事典が本棚を埋めていました。
平凡社「世界大百科事典」
平凡社「国民百科事典」
私が小さいころは、父親に質問攻めする子供だったのだが、いつのころからその答えを百科事典に求めるようになった。(いつからかは自分でも覚えていない)
ありとあらゆる項目を引いたものだった。
その後、以下の2種類が追加されることになる。
学研「学研エリア教科事典」
小学館「日本大百科全書」
私的には、「学研エリア教科事典」が一番のお気に入りで、一番役に立ったと思う。
なぜか。
教科事典は、物事を体系的に学ぶ段階へ至った時に、一番効率のいい事典だからだ。
単発の項目で物事を調べている間は百科事典が有効だった。あいうえお順で一発でその項目を引き当て、さらにわからない場合があれば、その言葉を調べていくという、芋づる式な知識の吸収方法には、通常の百科事典でよかった。
でも、ある時点で、それでは効率が悪いことに気がつき、最初から体系的に学ばなければと思ったときに、「学研エリア教科事典」に出会ったのである。
ということで、小学~中学時代は、物理、化学、数学の刊を読みふけった次第である。
程度が限られた学校の教科書よりかは数千倍楽しい「教科書」であった。
今でも、この「学研エリア教科事典」のようなシステムをどこかの出版社が作ってくれないかと期待している。